コロナ後の自己管理に関するガイダンス第2版 札幌病院尾形医師が和訳

2022-01-12 ニュース

WHO欧州地域事務局が作成したコロナ後の自己管理に関するガイダンス第2版(「Support for rehabilitation: self-management after COVID-19-related illness, 2nd ed」)を札幌病院の尾形院長が日本語に訳しました。
その後、WHO欧州地域事務局と何度かやりとりをして、このたびWHOのサイト(repository)に、日本語版として収載されました。
サイトの説明では、Japanese version published by Kinikyo Sapporo Hospital(日本語版は勤医協札幌病院によって公表されました)と明記されています。
サイトでは、尾形院長翻訳の日本語版のPDFファイルが公開されています。WHOの公式版はあくまで英語版であり、他の言語は非公式であるとされていますが、内容について点検を受けたのちの掲載となっています。
ロングCOVIDともいわれる、コロナ回復後の後遺症について記載されていて、今後、日本の多くの医療機関で活用されることが期待されます。

なお、勤医協札幌病院では、コロナ後の後遺症外来を行っています。患者様の紹介や受診のご相談は、事前に電話にて確認いただき、受診ください。