カテーテルを使った最新医療で治す 循環器疾患 循環器疾患

日本人の生活習慣の欧米化を背景に増加している循環器疾患。勤医協中央病院では適切な時期に適切な治療を実施するため、急性期から慢性期に至るまで一貫した医療体制を構築し、幅広い診療を行っています。

腹部大動脈瘤

大動脈は心臓から駆出された血液を全身の臓器に送り届ける役割を持つ非常に重要な血管ですが、喫煙習慣や加齢などで動脈硬化が進行すると瘤化することがあります。この「大動脈瘤」は破裂すると救命が困難となるため破裂前に手術を受ける必要があります。破裂するまでは症状が出ませんが、腹部エコーやCTの検査で診断可能です。

ステントグラフト内挿術

大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術のイメージ

大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術のイメージ

ステントグラフトとは人工血管と金属製の骨組み(ステント)を組み合わせて作った、折りたたみ式の人工血管です。太ももの付け根近く(鼠径部)を2、3㎝切開し、大腿動脈という太い血管の中にカテーテルを入れX線透視下で大動脈瘤内部に挿入し留置する血管内治療です。腹部を切開しないため体への負担を軽減でき、開腹手術が困難な方でも手術を受けていただくことが可能です。

かかりやすい人

  • 高血圧や脂質異常症で治療中の方
  • 喫煙者

 

 

心房細動

不整脈には、治療しなくてもよいもの、致死的なもの、生命に関わる合併症を引き起こすものがあります。心房細動は放置しておくと脳梗塞や心不全を併発するリスクがあります。これまでは「根治が難しい」とされてきましたが、カテーテル治療の進歩により根治を目指せるようになりました。

カテーテルアブレーション治療

カテーテルアブレーション治療のイメージ

カテーテルアブレーション治療のイメージ

カテーテルアブレーション治療とは、心臓内に挿入した電極カテーテルにより、心内心電図を解析し、不整脈の原因となる異常興奮や異常伝導路を同定し、焼灼用カテーテルを用いて、その原因箇所に高周波を通電させて焼灼(火傷をつくる)する治療法です。心房細動を含む頻脈性不整脈におけるスタンダードになりつつあります。

 

かかりやすい人

  • 高血圧や心疾患で治療中の方
  • 過労気味の方
  • 日常的に過度なストレスがかかっている方

勤医協中央病院 心臓血管外科・循環器内科

心臓血管外科 阿部 慎司
循環器内科 郡司 尚玲

検査のご案内

勤医協中央病院で検査を受けることができます。ご希望される⽅は、主治医や看護師にお伝えください。