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分娩新生児全員に聴覚検査を実施しています 札幌病院

2017-09-07 お知らせ

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 新生児の聴覚異常は、1000人の出産に対して1人から2人の赤ちゃんに起きる異常です。異常の程度は全く聞こえていない場合から、難聴に該当するものまでいろいろですが、早期に見つけることで、赤ちゃんに合ったサポートを行い、コミュニケーション能力の発達や親子関係の形成をより良く出来る可能性が広がります。

 重要な意味を持つ新生児の聴覚検査ですが、現在は国による補助制度はなく、一部の自治体で費用補助があるものの、実施している市町村は多くありません。札幌市も現在補助制度はありません。自費による検査が勧められていますが5千円から1万円程度の負担が必要です。

 こうした状況について、勤医協札幌病院小児科の岡田先生は、「ぜひ受けてほしい検査です。ただ、費用の高い安いにかかわらず、自費では、実施いただけない例が必ず出ます。見つける方法はあるのに、実施できずにサポートが遅れるというのは不幸な事ですので、分娩費用に含む、という形で、当院で出産した赤ちゃんは100%聴覚の検査を実施しています」と語ります。

 勤医協札幌病院の分娩は、産科と小児科が手を結んで、正確な医学管理と出産前後を通じた母子へのサポートに力を入れています。出産費用に困る場合の入院助産制度実施機関でもあります。分娩新生児全員への聴覚検査実施も、お母さんと赤ちゃん、養育される皆さんを支える勤医協札幌病院の隠れた取り組みの一つです。

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